![]() | しゃばけ (新潮文庫) (2004/03) 畠中 恵 商品詳細を見る |
(1)関連記事
『しゃばけ』のジャンルを考える
(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ 4点
・内容充実度 4点
・古くて新しい度 5点
(3)一言コメント
江戸時代にあったようななかったようなことを、今までにあったようななかったような手法で描く、あったようななかったようなジャンルの小説。
(4)珠玉の一節
若だんなは黙って火鉢の達磨と睨み合う。答えはどこからも返って来ない。部屋の内の誰も口をきかなかった。今は一太郎が決めなければならない時なのだ。己の命をかけた決断に、余人の言葉を挟む余地はなかった。
(ここで逃げたら、生まれてこなければよかったと思うことになる。自分さえいなければ、たくさんの人が死ななくて済んだのだから。おっかさんが返魂香を使ったことを、この身自身を、呪ってしまうかもしれない)
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