HIP図書室

 HIPとは、Hokkaido Independence Projectの略で、その名の通り北海道の独立を目指すブログである。  ここでは本家ブログであるHIP(北海道独立計画)の中で取り上げた本をまとめて紹介する。

池波正太郎『真田太平記(十)大坂入城』

真田太平記〈第10巻〉大坂入城 (新潮文庫)真田太平記〈第10巻〉大坂入城 (新潮文庫)
(1988/01)
池波 正太郎

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 未検出

(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ       3点
・内容充実度      4点
・大坂方のふがいなさ 5点

(3)一言コメント
 真田幸村の決意の大坂入城に対し、大坂方の戦略の乏しさに非常にもどかしさを感じる。

(4)珠玉の一節
 幸村は、昌幸の蔭に隠れてしまっていた。
 幸村には、これといった戦歴もない。
 幸村の、上田城の攻防戦における武勇や智略も父・昌幸のものとして見られている。
 浅野家のみならず、徳川家康も幕府も、昌幸亡き後の幸村を警戒していない。
 関ヶ原の折にくらべて、家康は全国の諸大名が、
「わが手の下にある」
 との自信に、みちあふれていた。
 たとえ、寄せあつめの牢人たちの中へ、幸村が単身で加わったにせよ、この自信がゆらぐべくもない。

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