![]() | 真田太平記〈9〉二条城 (新潮文庫) (1988/01) 池波 正太郎 商品詳細を見る |
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未検出
(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ 3点
・内容充実度 3点
・大坂の陣への布石 5点
(3)一言コメント
大坂の陣に向けて着々と準備が整えられていくさまを静かに描く。
(4)珠玉の一節
毎夜、交代で宿直の小間に詰めている家臣たちは、寝間からきこえる昌幸の呟きを、何度も聞いている。
昂奮のあまり、寝つけぬらしい。
それでいて、毎日、機嫌がよかった。
寝つけぬことを苦にしているのではない。
昌幸は寝つけぬまま、さまざまな思案にふけることを、たのしんでいるかのようであった。
そして、その、こころよい昂奮状態の持続に、病中の昌幸の肉体が堪えきれなくなってしまい、突然、心ノ臓の発作が起こったのであろう。
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