HIP図書室

 HIPとは、Hokkaido Independence Projectの略で、その名の通り北海道の独立を目指すブログである。  ここでは本家ブログであるHIP(北海道独立計画)の中で取り上げた本をまとめて紹介する。

池波正太郎『真田太平記(四)甲賀問答』

真田太平記〈4〉甲賀問答 (新潮文庫) 真田太平記〈4〉甲賀問答 (新潮文庫)
池波 正太郎 (1987/10)
新潮社

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(1)関連記事
http://blogs.dion.ne.jp/tapas06/archives/6170413.html

(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ 4点
・内容充実度 2点
・忍者小説度 5点

(3)一言コメント
 ほとんど最初から最後まで忍者小説となっている巻。したがって、物語中で最も創作度が高いといえるだろう。

(4)珠玉の一節
 お江の右手は血と脂で短刀の柄へ粘りついていた。
(私の息の根が絶えても、この手から短刀は離れまい)
 闇の中で、お江は不敵な笑いを浮かべてみた。
 こうした絶対の危機にのぞんだ場合、むりにも、
「笑ってみるのがよいのだ」
 と、お江は亡父の馬杉市蔵から教えられたことがある。
 つまり、悲嘆や絶望に直面したときは、それにふさわしい情緒へ落ち込んではならぬというのだ。
「笑いたくなくとも、先ず、笑ってみるのがよいのだ」
 市蔵は、そういった。

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池波正太郎『真田太平記(三)上田攻め』

真田太平記〈3〉上田攻め (新潮文庫) 真田太平記〈3〉上田攻め (新潮文庫)
池波 正太郎 (1987/10)
新潮社

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(1)関連記事
 未検出

(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ 5点
・内容充実度 5点
・謀略度   5点

(3)一言コメント
 真田ものの最初の見せ場である上田攻めから、真田の城をきっかけに始まる小田原攻めまで、前半のクライマックスともいえる巻。

(4)珠玉の一節
 あるとき、源二郎幸村が、例によって臆面もなく、
「父上には小心と大胆とが腹合わせになっています」
 そういうと、昌幸は、
「小心でなくては、大胆にもなれぬものだ」
 しみじみとした口調で、
「なれど、人それぞれ外見にはわからぬものよ。わしは、これを隠すことが不得手じゃ。源三郎なれば、おのれが小心を、決して他の者に見せはすまい。わが子にも、な」
 と、いったものである。

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池波正太郎『真田太平記(二)秘密』

真田太平記〈2〉秘密 (新潮文庫) 真田太平記〈2〉秘密 (新潮文庫)
池波 正太郎 (1987/09)
新潮社

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(1)関連記事
 未検出

(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ   5点
・内容充実度   5点
・勢力図の混乱度 5点

(3)一言コメント
 秀吉による天下統一前の人間関係の複雑さが集約されている。その中を、大胆かつ慎重に立ち回る真田昌幸。

(4)珠玉の一節
 真田昌幸が、わずかな家来を従えたのみで、昨日までは敵であった人物の本城へ出かけて行き、そこで首を討ち取られたとしても、天下の笑い者になるのは、昌幸なのである。
 上杉景勝は、昌幸のために、いつも苦汁をのまされてきた。
 昌幸さえいなかったら、武田滅亡後の上杉勢力は、砥石から上田まで、大きく伸び、ひろがっていたろう。
 昌幸への憎しみと怒りは、なまなかのものではないはずだ。

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三田紀房『ドラゴン桜』(10)

ドラゴン桜 (10) ドラゴン桜 (10)
三田 紀房 (2005/09/21)
講談社

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(1)関連記事
http://hokkaido-dokuritsu.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_20db.html

(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ    5点
・内容充実度    4点
・考え方の整理方法 5点

(3)一言コメント
 受験のみならず、物事の捉え方・考え方をさまざまな角度から整理しなおしている。考え方に迷いが生じたときに参考になりそうな一冊。

(4)珠玉の一節
 テクニックを使っても合格は合格!
 誰からも文句つけられる筋合いはねえ

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池波正太郎『真田太平記(一)天魔の夏』

真田太平記〈1〉天魔の夏 (新潮文庫) 真田太平記〈1〉天魔の夏 (新潮文庫)
池波 正太郎 (1987/09)
新潮社

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(1)関連記事
 未検出

(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ    3点
・内容充実度    3点
・真田家の特徴付け 5点

(3)一言コメント
 長い物語の導入となる一冊。向井佐平次と真田源二郎との出会いが象徴的に描かれる。

(4)珠玉の一節
 それが真田家では、主・安房守昌幸の〔若君〕が、ひとりきりで気まま勝手に温泉に入りに来たり、袴もつけぬ着物の裾をからげて馬へまたがり、好き自由にあたりを駆けまわっている……としか、おもえない。
 そればかりか、武士の中で、もっとも身分が軽い佐平次や、草の者の小助と、何のこだわりもなく、入浴をたのしんでいる。

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NHK取材班(編)『その時歴史が動いた・逆転の戦国編』

その時歴史が動いた 逆転の戦国編 コミック版―NHK その時歴史が動いた 逆転の戦国編 コミック版―NHK
井上 大助 (2007/05)
ホーム社

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(1)関連記事
http://hokkaido-dokuritsu.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_994f.html

(2)評価(最低1点から最高5点までの5段階)
・読みやすさ   5点
・内容充実度   3点
・ストーリー構成 5点

(3)一言コメント
 本来は独立したそれぞれのストーリーが「逆転の戦国」の名の下に編集され、個別のストーリーとは別の全体のストーリーを作り出している。マンガという形式にしたのも読みやすくてよい。

(4)珠玉の一節
 義理や忠義の前に今こそ武士として家名を盛り立てる大望を遂げんとする好機!
 上田の地は徳川勢力のど真ん中にある!
 大坂方にとってこの上もなく重要な拠点
 大坂方について勝利あらば恩賞は望むがままだぞ!
(関が原を前にした真田昌幸のセリフより)

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